アカデミー賞ノミネート作品が発表に!
映画界最高の祭典、アカデミー賞。
今年90回目となるアカデミー賞のノミネートが発表になりました。
日本でも話題になること間違いなしの作品が勢ぞろいしているので、筆者が注目作品を一足先にご紹介します。
これを押さえれば、今年の映画ライフは充実間違いなし!?
最多13部門ノミネート!大人のファンタジーが世界を席巻する『シェイプ・オブ・ウォーター』
「 #シェイプオブウォーター 」の日本版新ポスター、素晴らしい。こういうシンプルなのを求めていた。 #映画ポスター pic.twitter.com/n8DFbnIHhN
— SYO(映画ライター/編集者) (@SyoCinema) January 17, 2018
既にアカデミー賞の前哨戦とも言える映画賞で好評を集めている本作。
冷戦下のアメリカで繰り広げられる人間と魚人のファンタジー・ラブロマンス。
ファンタジーでありながら、容赦のない展開と映像世界が観る者の心をわしづかみにすることは間違いありません。
監督はファンタジー映画界の鬼才ギレルモ・デル・トロ。
彼が手掛けた『パシフィック・リム』に大興奮した方も多いのではないでしょうか。
今作を観る前に、彼の代表作『パンズ・ラビリンス』を観るのもおすすめです。
戦時中を生き抜く少女を描くダークファンタジーは、美しくも切ない作品。
『シェイプ・オブ・ウォーター』にも通ずる彼の真髄に、先に触れてみてはいかがでしょうか。
今年必見の恋愛映画はこれで決まり!ひと夏の恋に魅せられる『君の名前で僕を呼んで』
[映画ニュース] 17歳の瑞々しい初恋描く「君の名前で僕を呼んで」海外版オリジナル予告公開 https://t.co/m3vexR1b8p pic.twitter.com/3jXIFgfogi
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筆者が一番注目している作品はこれ!
北イタリアを舞台に男性同士のひと夏の恋を描く本作。
これまでにもひと味違った愛を描いてきたルカ・グァダニーノが放つ美しい恋愛映画は、ラストシーンまでうっとりクギ付けになるでしょう。
若き俊英ティモシー・シャラメが魅せる演技に注目!
また、サントラには坂本龍一が参加するなど、目でも耳でも楽しめる作品に仕上がっていることは間違いありません。
今年の映画を語るなら、本作は見逃せませんね!
予測不能なドラマを堪能!今年のダークホース作品『スリー・ビルボード』
全米映画俳優組合賞が発表。
主演女優賞 #スリービルボード #フランシス・マクドーマンド
主演男優賞 #ウィンストンチャーチル #ゲイリー・オールドマン
助演女優賞 #アイトーニャ #アリソン・ジャネイ
助演男優賞 #スリービルボード #サム・ロックウェル
キャスト賞 #スリービルボード pic.twitter.com/woSkmt0MuK— SYO(映画ライター/編集者) (@SyoCinema) January 22, 2018
既に現地では超話題作となっている本作。
娘を殺された母が、犯人を捕まえられない警察に業を煮やし、巨大広告看板で抗議を始めたところから、物語は予測不能な方向へ進みだす・・・というストーリー。
ブラックなコメディでありながら、シリアスなテーマが秘められており、かつてないドラマ体験を得られるでしょう。
質の高い脚本、役者陣の圧倒的な熱演。
全てがハイレベルで展開する本作に乗り遅れは厳禁です!
映画界の天才2人が最後のタッグ!『ファントム・スレッド』
ポール・トーマス・アンダーソン新作『ファントム・スレッド』5月公開https://t.co/rOK3I0h4H7 pic.twitter.com/YoAzGd4gRN
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世界三大映画祭すべてで監督賞を受賞している、現代映画界最高峰の天才監督ポール・トーマス・アンダーソン。
アカデミー賞主演男優賞を3度受賞している唯一の俳優ダニエル・デイ・ルイス。
大傑作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に続く二度目のタッグは、50年代のイギリスを舞台にファッション業界と愛を描くドラマ。
本作でダニエルは俳優業の引退を明言しており、天才俳優の勇姿を見れるのは最後になりそうだ。
偉大な才能のぶつかり合いを劇場で目撃できる最後のチャンスは必見!
映画賞から作品を選べば外さない!
昨年の『ラ・ラ・ランド』の大ヒットも記憶に新しいが、映画祭で確かな評価を得ている作品から、自分が気になるものをチョイスすれば、お気に入りの一本に出合える可能性は高いです!
今年のアカデミー賞はどの作品が話題をさらっていくのか、そこにも注目しながら映画ライフをエンジョイしてみては?