芸術の秋到来
各地の美術館ではたくさんの企画が催されています。
でも、「興味はあるけどとっつきにくい」「難しくてよく分からない」と言う気持ちもありますよね。
そこで2016年秋は、そんな芸術へのアレルギーを打ち破り、アートを語れる素敵なオトナへの一歩を踏み出しましょう!
まずは感じよ!
アート鑑賞は、最初は難しく考える必要はありません。
色使いがきれい、モチーフが面白い、など1つきっかけがあればいいんです。
見たい映画や聴きたい音楽を選ぶ時と同じように、あなたのセンスを大切にしてくださいね。
興味がムクムクと湧いてきたら見方を変えて、好きなアーティストを探したり、作品の背景を知ったりして、深く知っていけばOK。
鑑賞はスポーツだ!
小さな個展は別として、海外の有名作品を招いた企画展ともなると、全部見て回るだけでも1時間以上かかる事が普通です。
鑑賞中はもちろん立ちっぱなし。
一度でも美術展に行った事がある方なら、鑑賞後に意外と疲労感を覚えた事もあるでしょう。
そう、実は芸術鑑賞は体力を使うのです!
という事を踏まえて、靴は歩きやすいものがオススメ。
館内に休憩スペースが設けられているところほとんどですので、無理のないペースで鑑賞しましょう。
館内は必ず2周するべし!
芸術鑑賞に慣れていないと、まず最初の展示物から1つずつじっくり鑑賞してしまいがち。
ところがこのような方法ですと、次第に体力も時間も無くなってしまい、最後の方は駆け足で通り過ぎるだけ、なんていう事を引き起こしてしまう事があります。
美術展の作品の配置には必ず意図があり、メインとなる作品は後半に展示されているのが常。
これではもったいありません。
そこでオススメなのが「館内を2周する」という鑑賞方法。
1.
まず会場内を一周して、どんな作品があるのかをざっと見る。
2.
気になった作品を、時間をかけてじっくりと鑑賞する。
3.
時間と体力に余裕があれば、他の作品も見る。
という方法なら、メインの大作を見逃すことも無くなるでしょう。
また、大抵の美術展ではその展覧会の作品集を館内のショップで売っているので、それを買って後でじっくり眺めてもOK。
終わりに
芸術鑑賞では「出逢い」を大切にしてみてください。
一枚の絵画でも、心が震え、涙を流しそうになる作品と出逢う時があります。
そんな素敵な出逢いを求めて、この秋は美術展に足を運んでみてくださいね。