一年の計は元旦にありと申しますが、運気の流れは別。
前年を支流とし、来る年に合流を果たして物事を動かすものが運気の流です。
つまり前もって傾向を知っておくことが幸運先取りの秘訣です。
そこで今回は2020年を先行鑑定!
来る年の‘‘恋愛運”にフォーカスし、アーカーシャカードで占ってみました。
2020年はどんな年?
仕事運を取り上げる前に、各運に影響を及ぼす時代という大きな流れをまずは確認してゆきましょう。
まず2020年。
一言で現すなら、
‘‘踏み留まる勇気が試される年”
となってゆきそうです。
2020年を象徴するカードとして現れたのが、こちら。
‘‘連れ立つ友なる二羽の鳥”というカード。
一羽の鷹が、実をくわえるもう一羽の鷹を見つめていますね。
この実は神の意。
この神の意を口にくわえるということは、疑いの現れとみてとることが出来ます。
「そんなこたぁねえだろう」
という疑念の為に、あらぬ火種が他者との間に生まれたり、自分自身を信じきれずにあらぬ方向へと進んでしまう。
ですからちょっと待ったをかけて、内省しませんか?
という、ざっくり言うとそういうカードなのですね。
ある意味では「本当のことが見えづらい一年」になってゆくのかもしれません。
と、少々後ろ向きなお話が続きますが、決してその限りではありませんよ。
カードに描かれた実。
こちらは神の意を現すだけでなく、「すでに実りはそこにある」という吉兆の示唆でもあるのですね。
そして私達はすでにそれを目にしている。
あるいはすでに口にくわえているのが私達自身で、誰かから見ると、
「おまいさん、もう実り掴んでますやん」
という。
ただ困ったことに私達にその自覚がないわけです。
自覚がないばかりに、今ひとつ可能性を信じきれない。
だから別に早まらなくてもいいのに、早まった一歩を踏み出してしまう。
そういうカードでもあるわけです。
実りを掴めるかもしれない一年。
でもその為には、踏み留まって考え直す勇気が大事だよと。
そうした教えを‘‘連れ立つ友なる二羽の鳥”は伝えてくれています。
2020年の恋愛運は?
さて、2020年の大まかな流れはこれで分かりました。
続けて‘‘恋愛運”にフォーカスして鑑定してみましょう。
まず2020年の恋愛運ですが…
‘‘愛の成長期”
そうした運気の流れにあると言えそうです。
現れたカードはこちら。
‘‘ナブタ・プラヤ”というカードですね。
円形に並ぶこの石は、今なおサハラ砂漠に残る最古の天文測定装置。
カレンダーサークルです。
こちらが示すのは、‘‘地盤固め”
どうやら来年の恋愛運。
愛を育むような流れをとることになってゆきそうですね。
いい出逢いがないなあ、という方には愛の蕾になる出逢いに期待大。
想い人がいらっしゃる方にとっては、二人にとって思い出深い一年が育めるかもしれません。
両想い中であれば、いよいよ誓いの言葉が期待できる…かも?
恋愛とは本来形のないものです。
目に見えない想いの交感が恋愛ですからそれもそのはず。
言葉にしなければ胸のうちなんて分かりません。
どう想われてるんだろう?
なんて疑問がふとよぎったなら、たちまち迷い道に入るのが恋愛の妙。
もしかしてこれは恋…?
なんて、自分の気持ちだって定まらないことがあるわけですから、想い合うというのは本当に奇跡的なこと。
その意味で言うと来る2020年は、
「本音に気付く年」であったり「恋だと自覚する年」とも言えるかもしれません。
それに案外、想いの蕾はそこにあるかもしれませんよ?
2020年を象徴するカードに、実りがそっと映り込んでいますからね。
突然成長する命がないように、人の心もそれは同じ。
‘‘愛の成長期”となる恋愛運の流れは急流ではなくどちらかと言えば静流。
けれどその分、田畑に優しく養分を運ぶように着々と愛の栄養を与えてくれそう。
音楽用語で言えばアンダンテ、というところでしょうか。
そんな歩くような速さで、じっくりとご縁を結んでゆく…
心を温めてくれる運気の流れとなりそうですから、焦りは禁物。
不安もあるでしょうけれど、早まった選択は控え、勇気を持って踏みとどまることも大事です。
本当のことが見えづらい一年でもありますので、早計にならず時間をかけて向き合って欲しいなと。
そうすればちゃんと本当のことが見えてくるはずですよ。
どうかゆっくりと育まれてゆく愛の時間を噛みしめてみてください。
注意点と押さえたいポイント
・2020年は愛の成長期!
・結果を焦ることなく、歩くような速さで
・焦って決断はしない。踏みとどまる!
・本音がみえなくても大丈夫。だんだんみえてきます。
・とにかく育むことを大切に
今の時点から以上を意識して臨めば、むしろ恋愛面ではチャンスの年。
幸運先取りのきっかけとして、ひとつご参考までに以上の結果をご活用頂けたら幸いです。
執筆:スピリチュアルカウンセラー笠
十年以上の鑑定実績とご相談者様からの声を取り入れることで完成させた、独自の「アーカーシャカード」を使用した占術を得意としながら、西洋東洋を問わない、幅広く多面的なアプローチからの総合的な鑑定を目指している。
活動範囲は、テレビ・ラジオ・イベント出演、執筆活動、占いサイトの監修など、多くのメディアを通じて、恋愛・結婚・仕事・人間関係の悩みから、人に言えない相談、スピリチュアルな相談などの様々な相談に応じている。